古民家のシェアハウスが人気な理由
古民家のシェアハウスが人気な理由
2023.10.27
昨今の社会情勢により働き方が多様化したことや、ネット環境さえあれば可能な仕事の種類が増えたことで、賃料の高い都会から地方に移住する人が増えています。
その中で「シェアハウス」という選択をする人が特に若者の間で増加し、注目を集めています。
そこで今回の記事では、シェアハウスの中でも古民家を活用したシェアハウスが人気の理由を解説してまいります。
どうぞ最後までご覧ください。
古民家シェアハウスが人気な理由1.家賃が安い
まず、地方移住でシェアハウスを選ぶメリットとして”家賃が安い”ということが一番にあげられます。
これは地方に限らず都会でも同様ですが、部屋は単身で借りるよりも物件をシェアで借りる方が数万円単位で費用を抑えられる可能性が高いです。
駐車場付きか、駅から徒歩で行ける便利な立地か、個室などの条件にもよりますが、一般的に必要な敷金・礼金が不要であるケースも多く、地域やエリアによっては月に数千円~1、2万円程度で借りられる物件もあり、更に水道光熱費も含まれていることもあります。
古民家シェアハウスが人気な理由2.孤独じゃない
初めて訪れる土地で生活する時というのは、多かれ少なかれ孤独を感じることがあるでしょう。
帰宅すると一人ぼっちで寂しくなることもあるかも知れませんね。
シェアハウスは言わずもがな仲間を作りやすい環境であることが売りでもあります。
入居している住民には様々な方がいますがその土地、シェアハウスという形を選んだという共通点があることから、価値観が似ている気が合う友達が出来る可能性が高いでしょう。
個室があっても多くの場合は共用のキッチン、冷蔵庫なので誰かと料理を作ったり、夜はみんなで映画を観たり、休日は家の中だけでなく外の庭などで何かイベントを開いたりと、初めての知らない場所でも楽しく過ごせそうですね。
古民家シェアハウスが人気な理由3.移住前にお試し出来る
本格的に移住を考えていても、実際に暮らしてみて「やっぱり違った、自分には合わない」と感じ後悔するケースも少なくありません。
シェアハウスは数日や数週間、一ヶ月など短期間でも借りることが出来るため、いきなり移住することが不安な場合はシェアハウスでお試し移住を体験し、しばらく様子を見てみることが可能です。
中には宿泊している間に農業や工業の体験等のサービスを組み込んだシェアハウスもあり、移住してやってみたいことや単純に田舎暮らしを体験したいという方にもおすすめです。
古民家シェアハウスが人気な理由4.空き家問題を解消できる
古民家は空き家となっているケースが多く、全国で社会的な問題にもなっている状況にあります。
そこで空き家を購入しシェアハウスとして再生させることは、その地域の住民にとっても自治体にとっても、そして日本の高い建築技術を使った古民家の保全という意味でもメリットが多く、地域貢献にもつながります。
古民家はリフォームに高い費用がかかる場合がありますが、空き家の購入に補助金を用意している自治体も多く固定資産税も安くなることから、最終的にコストを抑えられる可能性も高く歓迎されるでしょう。
まとめ
以上のように、古民家のシェアハウスは利用だけでなく運営する側にもメリットがあり、今後も増加していくでしょう。
また、若者向けだけでなく、地方への移住を検討している幅広い世代の人たちに向けた様々なサービスや方針を持たせることで、シェアハウスを探す多くの人の目に止まりやすくなります。
今は空き家.comのように、古民家も含めた全国の空き家の情報を登録、掲載しているサイトもあり、家の売り先、貸し先を探している人と買いたい、借りたい人とをつなぎ紹介してくれるサービスもあります。
無料で利用でき質問などのやりとりもできますので、そのようなサービスを利用しながら募集中の物件をまずは見てみることはいかがでしょうか?