キッチンのリノベーションどのタイプにする?種類別の特徴、選び方のポイントを解説 - 古民家再生 丹保建設 富山県南砺市 金沢市

キッチンのリノベーションどのタイプにする?種類別の特徴、選び方のポイントを解説

キッチンのリノベーションどのタイプにする?種類別の特徴、選び方のポイントを解説

2024.05.17

家の中で毎日のように使い、更に生活していく上で住まいの中で重要な役割を担う設備であるキッチン。
古くなって新しいものにリノベーションしたいなと思いつつ、大きな工事になりそうだしどうやって選べば良いのか、どのように進めたら良いのか分からないと悩まれている方も少なくありません。
せっかくキッチンをリノベーションするなら、ただ新しい設備に交換するだけでなく今までよりも快適で使い勝手がよくおしゃれないキッチンにしたいですよね。
そこで今回の記事では、リノベーションを施工する前に抑えておきたい知識として、システムキッチンの種類やそれぞれの特徴、メリット・デメリット、キッチンを選ぶ時のポイントや人気のメーカーについての情報を解説してまいります。
ぜひ最後までご覧いただき、キッチンのリノベーションを検討されている皆様に向け、キッチン選びの参考にしていただければと思います。

キッチンの種類と特徴

キッチンとひと言で言っても、実はたくさんの種類に分けられます。それぞれの特徴を知っておくことでどれが自分たちのライフスタイルに合っているのか、どの型なら家に設置が可能かを判断する材料にもなります。
以下、キッチンの主な種類とそれぞれの特徴を紹介します。

対面式

一般的にリビングに向かってオープンとなっている場所に設置される対面式キッチンは、部屋を見渡せリビングやダイニングで過ごす家族を見守り会話をしながら料理や洗い物等の作業が出来るとあって、特に小さな子どものいる子育て家庭に人気です。
対面式キッチンには5つの種類があります。

アイランドキッチン

アイランドとは「島」を意味し、まさに海に浮かんだ島のように壁面にまったく接していないキッチンです。
アイランドキッチンのメリットは回廊式のため動線が非常にスムーズであり、家族や訪れたお客様とのコミュニケーションとコミュニケーションが取れやすいこと、そして自宅の空間がおしゃれな雰囲気になります。
一方で設置には前後左右に広いスペースが必要で臭いや煙が部屋に広がりやすい点、収納やコンセントの位置に工夫が必要といった点がデメリットです。

ペニンシュラキッチン

次に「半島」を意味するペニンシュラ。その名の通り左右のどちらかが壁面に接しているのが特徴です。
メリット・デメリットはアイランドキッチンとほぼ同じですが、アイランドと比較して部屋の広さや予算が抑えられること、そして片方の壁面にレンジフードを設置できるため、アイランドよりもスッキリとした印象になります。

I型キッチン

I型キッチンはシンク、ワークスペース、コンロが横並びになった形のキッチンです。
上記2つの型と比べて正面に腰壁を作るので、作業の手元を隠したり水や油ハネを防ぐことが出来ます。
一直線となっているので動線もコンパクトになり、スペースによっては複数人で同時に作業するには狭いかも知れません。

L型キッチン

シンクと作業台、コンロがL字に配置されたキッチンで、I型よりもスペースが広くなり料理好きの人や複数人で一緒に料理や洗い物を行いたいといった場合におすすめの形です。
その分、I型よりも広いスペースが必要で価格も高くなる点や、コーナー部分を工夫しないとデッドスペースになってしまいもったいない場合もあります。

セパレートキッチン

シンクとコンロを前後(背面)に分けて配置したキッチンでそれぞれに作業スペースを設けられるため、例えば夫婦2人で料理をする中で作業を分担したい時にとても便利です。
ただし、シンクとコンロが離れていることで調理した食材の移動に注意が必要であったり、広いスペースが必要で価格も高くなりがちな点はデメリットと言えます。

壁付けキッチン

壁付けキッチンは壁に向かって設置されたキッチンです。
場所をとらずダイニングスペースを広くできること、壁面に収納を豊富に作ることが出来ること、そして価格もリーズナブルで料理に集中できるスタイルです。
築年数の古い戸建やアパート、マンションでよく見られます。
最近は対面キッチンが付けられた物件が多く人気ですが、あえて壁付けが良いという方、対面から壁付けにリフォームされる方というのもたくさんいらっしゃいます。
デメリットとしてはリビング・ダイニングが見れないので家族やペットの様子を見ながらの作業は出来ないこと、開放感に欠けたり料理の上げ下げに手間がかかること、作業スペースが狭いため複数人での作業には向きません。

独立型キッチン

独立型はキッチンがリビングダイニングから完全に独立し、個室のようになっているキッチンです。クローズタイプとも呼ばれます。
調理中の音、臭い、煙などが他の部屋に移りにくく料理に集中できること、収納を豊富につくることが出来る等が大きなメリットです。
ただし、キッチン用に広めのスペースを確保することが必要で、作業中は家族とコミュニケーションが難しく、料理の上げ下げもダイニングから離れているため手間がかかる点はデメリットでしょう。

キッチン選びのポイント

キッチンの特徴を押さえたら、今度はキッチンを探す時のポイントを紹介します。
どのキッチンにすべきか考える際のコツとして、以下の6つの項目をチェックしましょう。

広さ

上記で説明したように、対面型のキッチンは壁付けと比べ広さが必要となります。
中でもアイランドキッチンやペニンシュラキッチン、セパレートキッチンを選択するのであれば、設置する場所に広々としたスペースがあることが条件。
部屋が狭い、コンパクトに収めたいといった場合は比較的場所を取らないI型キッチンや壁付けキッチンを選びましょう。

価格

数あるキッチンの種類の中で最も価格がリーズナブルなものは壁付けキッチンです。
また、換気扇や収納の取り方によっても予算は変わるため、I型やアイランド、ペニンシュラはどうレイアウトするかによって左右されます。
L型やセパレートといったキッチン自体の面積が広いタイプのキッチンは価格が高くなる傾向にあります。

視界

キッチンに立って部屋を見渡せた方が良いのかどうかもキッチンを選ぶ際のポイントになります。
まず、四方に壁のないアイランドキッチンは最も視野が広くなり、その他、対面式キッチンも家族やテレビを見ながら作業することが可能です。
壁付けキッチンの多くは部屋に背を向ける形になりますが、正面か横に窓をつけて外の空気を感じたり景色を見ながら作業するといったことも。
個室状態の独立型は最も視界が狭くなりますが、作業に集中したいという方にはおすすめです。

利便性

収納スペースを多く取れるキッチンは壁付けキッチンや独立型キッチンです。
壁面をフルに活用して収納スペースを設置することができます。
L型キッチンも利便性は高いでしょう。
一方でアイランドやペニンシュラはどこに収納棚をつければ使い勝手がよいのか、設置する場所に工夫が必要です。

見た目

おしゃれな印象が強いのはやはりアイランドキッチンでしょう。まるで料理スタジオのような雰囲気になりますよね。
L字型はキッチン全体にボリュームがあるので、料理が趣味という方にとってはお気に入りの調理器具や調味料、小物を飾って魅力ある空間を作り出すことができます。
セパレートの場合は出来るだけアイランド側はシンプルにし、必要な物は背面側に置くようにするとモダンな印象になります。
また、キッチン単体で見るのではなく、リビング・ダイニングの内装やインテリアとのバランスを見ることも大切です。
キッチンを大きな家具の一つと捉えて選びましょう。

ショールームで実際に立ってみよう

キッチンのショールームにはさまざまなタイプのキッチンが展示されています。
頭ではイメージできても、実際に立って動いてみると違う印象になることもありますので、ショールームに行っておくと安心です。
自分たちの生活や家事の動作をシミュレーションしながら使いやすいかどうかを確認ししっくりくるものを探しましょう。
また、不明点や一体何を選んで良いのか決められない場合はキッチンのプロであるアドバイザーが常駐していますので相談してみましょう。きっと適切な提案をしてくれるはずです。

リノベーションで叶えるオリジナルキッチン

せっかくキッチンをリノベーションするなら、デザイン、機能、動線、全部こだわった暮らしにぴったりのオリジナルキッチンに仕上げたいですよね。
そんな憧れや理想を実現できるリノベーションアイデアをいくつかご紹介します。

1.壁付け独立キッチンからパーティもできるアイランドキッチンへ

元々の間取りが独立した壁付けキッチンの場合、開放的なキッチンへのリノベなんて無理だろうと諦めてしまう方がいますが、思い切ってLDKを広いワンルームに変更し、キッチンを中心としたレイアウトにしてしまうのはいかがでしょうか?
部屋の真ん中に明るいカラーののキッチンを配置し、横につながるようダイニングテーブル
を置けば、まるでドラマに出てくるようなスタイリッシュで高級感のあるおしゃれな空間が出来上がります。
お友達を招いたホームパーティにも最適です。

2.カウンターを付けてカフェ風のキッチンへ

キッチンのリノベーションでリクエストの多い「キッチンカウンター」。
さまざまなメーカーからたくさんの商品が発売されていますが、オリジナルで造作することも可能です。
例えばI型のキッチンカウンターの腰壁部分にアクセントカラーのクロスを使うとシンプルな白よりも個性が出て部屋の雰囲気が一気におしゃれになります。
また、カウンターを少し広めに取ることで写真や観葉植物等の雑貨を飾ったり、料理の皿を置いて上げ下げしやすくなります。

3.水まわりにおすすめの「タイル」でセンスのあるキッチンづくり

キッチンをはじめ洗面、浴室、トイレなど水回りのリノベーションで人気の高い素材「タイル」は、掃除がしやすいだけでなく多くの色や柄を選べるため、こだわりのキッチンづくりには欠かせません。
目地の色の組み合わせ、並べ方でもポップから北欧風、エキゾチック、クール等イメージは千差万別。どんなデザインにするか選ぶ楽しみも感じるでしょう。

4.パントリーを新設

部屋のスペースがあれば、壁付けキッチンの奥にパントリーを作るのはいかがですか?
防災対策としての食品の備蓄場所としても需要が高まっているパントリーは、スペースだけ確保できれば棚などはDIYで設置することも可能です。
棚板の高さを変えることができるように設置すればしまうものに合わせて変えられますし、カゴや瓶などを使って素敵な収納をすれば気分も上がります。

5.ステンレスのクールなキッチン

シティホテルのようなクールな空間を演出するにはステンレス製のキッチンはいかがですか?
ステンレスは美しい光沢があり汚れも染み込みにくく臭いも残りにくいといった特徴があるため、キッチンに大変適しています。
吊り棚をつけてお酒を飾り、カウンターを広げてバーのように作ったり、壁に絵画やポスターを飾って専用の照明で照らすと更に素敵に見えるかと思います。

6.ナチュラル

ナチュラルな雰囲気が好みであれば床を無垢のフローリングにし、天板を白、収納扉は木材で温かみのある組み合わせがおすすめです。
木はコンクリートの壁との相性も良いんですよ。
優しい雰囲気が醸し出され、お子さんと一緒にキッチンに立つのが楽しくなりそうです。

キッチンリノベーションの費用の相場は?

キッチンのリノベーションにかかる費用は内容によって大きく異なり、相場としては50万円~200万円と言われています。
費用に影響するのは、サイズ、グレード、性能、キッチンの位置変更、そして一緒に壁紙や床の張り替えるか否か、といった点で、中には300万円を超える費用がかかる場合もあります。
このように高額な費用がかかりがちなキッチンのリノベーションですが、費用を抑える方法もいくつかあります。
例えば、キャビネットや吊り戸棚、天板の素材にメラミン化粧板を選択すると、比較的低価格でありながら傷や汚れがつきにくいため機能性とコストのバランスが良くおすすめです。
また、シンクには安価で丈夫なステンレスを選ぶと費用を抑えることが出来ます。

キッチンのリノベーションは断熱対策も忘れずに!

キッチンのリノベーションの注意点として断熱性に対する対策を忘れないようにしましょう。
これを忘れてしまうと冬は寒く夏は暑いキッチンになってしまい、キッチンに立つことが憂鬱になってしまいます。
キッチンを快適な空間にするためには、断熱リフォームは必須となります。
断熱リフォームを行う箇所は主に窓、天井、壁、床になりますが、中でも窓は多く影響しますので、もし既存のままでは快適に作業することが難しい場合はぜひリフォームを検討してみて下さい。

まとめ

以上のように、キッチンは家事を行う人が一日の中でも多くの時間を過ごす場所。できるだけ快適に気分よく使えるようにしたいですよね。
また、部屋全体のインテリアを左右する大きな要素になりえますので、せっかく新しいキッチンを購入し自由に決められるリノベーションをするのであれば、機能性だけでなくデザイン性も意識してみましょう。
キッチンには多くの種類があり、そのタイプごとに特徴、メリット・デメリットは大きく異なります。
どのタイプが自分たちの部屋や理想、ライフスタイルに合っているのかをしっかり考えて設計し、ショールーム等で実際に確認して選ぶことをおすすめします。
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