リフォームで夢のウッドデッキを実現!ウッドデッキリフォームのメリットとポイント
リフォームで夢のウッドデッキを実現!ウッドデッキリフォームのメリットとポイント
2024.07.04
ウッドデッキは、家の外観を引き立てるだけでなく、アウトドアリビングスペースとしても多くの魅力があります。リフォームでウッドデッキを設置することで、家族や友人との憩いの場が増え、生活の質が向上します。そこで今回の記事では、ウッドデッキリフォームのメリットや注意点、施工の手順について詳しく解説します。これからウッドデッキの設置やリフォームを検討していたり不安に感じているお客様に向け、参考にしていただけると幸いです。
ウッドデッキをリフォームするメリット
ウッドデッキは建物の顔となるエクステリアを構成する重要な要素の1つです。そんなウッドデッキをリフォームすることで得られる主なメリットを紹介します。
屋外空間の有効活用
リフォームでウッドデッキを設置することで、庭やベランダといった屋外空間を有効活用できます。バーベキューを楽しんだり、朝食をとったり、リラックスしたりするスペースとして最適です。特に広い庭がある場合、ウッドデッキを設けることで、家族や友人との時間をより楽しめるものにできます。他にも、洗濯物を干す場所として利用すれば雨の日でも心配なく洗濯ができますし、掃き出し窓からウッドデッキを設置すれば、一般的なベランダやバルコニー、テラスと違いリビングから裸足のまま出入りできるため移動に便利で、家事の負担を大きく削減できるでしょう。
家の価値を高める
ウッドデッキは家の価値を高める要素の一つです。リフォームされた美しいウッドデッキは、家全体の外観を引き立て魅力を増します。将来的に家を売却する際にも、ウッドデッキがあることで購入希望者の関心を引くことができます。逆に劣化した状態のままでは家の印象に大きく影響するため、ウッドデッキのリフォームは見た目や景観への配慮にもつながります。
自然との一体感
ウッドデッキは自然素材を使っているため、庭や自然環境との調和が取れやすく、自然の中でリラックスする感覚を味わいながら快適なアウトドアライフを楽しむことができます。また、季節の変化を感じながら過ごすことができ、心身ともにリフレッシュされます。
多目的なスペース
ウッドデッキは用途が多岐にわたります。ガーデニングや日光浴、アウトドアダイニング、子供の遊び場等、さまざまな用途に利用できます。家具やインテリアを工夫することで、自分だけの特別な空間を作り上げることができます。また、人工芝と組み合わせることでお子様が安心して遊べるスペースとして活用することも可能です。
ウッドデッキリフォームの計画
目的と利用方法を明確にする
ウッドデッキのリフォームを計画する際には、まず目的と利用方法を明確にしましょう。例えばバーベキューやパーティーを楽しむスペースにするのか、リラックスするためのスペースにするのか、それによってデザインや必要な設備、使う素材や工事の内容が変わってきます。
予算の設定
リフォームの予算を設定することも重要です。使用する材料やデザイン、施工費用などを考慮して、リフォームにかかる総費用を見積もりましょう。予算に余裕を持たせることで、予期せぬ追加費用にも対応できます。
設計とデザイン
ウッドデッキの設計とデザインは、家の外観や庭のレイアウトに合わせて考えることが大切です。プロの設計士やリフォーム業者と相談し、自分の希望やアイデアを反映させたデザインを作りましょう。デッキの形状やサイズ、手すりや階段の配置など、細部まで計画を立てることで、理想のウッドデッキが実現します。
住宅地や人通りのある道路へ隣接している場合には、外から見えるのを防ぐために目隠しとなるフェンスを取り付けることをおすすめします。
ウッドデッキリフォームの材料の選び方
ウッドデッキとひと言で言っても、使う素材や色、デザインによって印象は大きく異なります。特に材料にはメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴を把握し最適なものを選びましょう。
天然木材
ウッドデッキの材料としてもっとも一般的に使われるのが天然木材です。杉や檜、アカシアなどが人気で、自然な風合いや香りが魅力です。ただし、定期的なメンテナンスが必要で、防腐剤や防虫剤の塗布が欠かせません。
合成木材、人工木(樹脂デッキ)
合成木材は、天然木材の風合いを持ちながら、手入れの手間が少なく済む材料です。耐久性が高く、腐食やシロアリの被害にも遭いにくいため、長く美しい状態を保つことができます。カラーやデザインのバリエーションも豊富で、自分の好みに合わせた選択が可能です。
ハードウッド
ハードウッドは、その名の通り非常に硬く耐久性の高い木材です。イペやマサランドゥーバなどが代表的で、重厚感のある外観が特徴です。耐久性が高いため、長期間メンテナンスを行わずに使用できますが、価格が高めな点がデメリットです。
ウッドデッキリフォームの施工手順
次に、ウッドデッキのリフォームを行う時の一般的な流れを紹介します。
1.基礎工事
ウッドデッキの施工において、基礎工事は非常に重要です。基礎がしっかりしていないと、デッキの耐久性や安定性に影響が出ます。地面の状態に合わせて、コンクリートの基礎や柱を設置し、水平を保つように施工します。
2.フレームの組み立て
基礎が完成したら、次にフレームを組み立てます。フレームはデッキ全体の骨組みとなる部分で、強度を持たせるためにしっかりと組み立てることが重要です。使用する木材や金具の選定も大切で、耐久性のあるものを使用しましょう。
3.デッキ材の設置
フレームが完成したら、デッキ材を設置していきます。デッキ材は、フレームに固定しながら敷き詰めていきます。隙間を均等に保ち、デッキ全体が水平になるように注意して作業を進めます。デッキ材の端部にはカバー材を取り付けて仕上げます。
4.手すりや階段の設置
デッキが完成したら、手すりや階段を設置します。手すりは安全性を高めるためにしっかりと固定し、デザインにもこだわりましょう。階段は昇降しやすいように設計し、滑り止めの加工を施すことをおすすめします。
5.仕上げとメンテナンス
最後に、デッキ全体の仕上げを行います。木材には防腐剤や防虫剤を塗布し、長期間美しい状態を保つようにします。定期的なメンテナンスも重要で、汚れや傷がついた場合は早めに修理しましょう。色褪せやコケ、カビの繁殖、ささくれが目立ってきたら塗装を施すし早めに対処することが必要です。外構会社に依頼しても良いですが、軽度であれば簡単にDIYで対応することも可能です。塗料には種類があり、木目をつぶすものや、表面にナチュラルさを出せるもの等さまざまなので、好みの仕上がりになる商品を使いましょう。
ウッドデッキリフォームの注意点
法規制の確認
ウッドデッキの設置には、地域の建築基準法や規制を遵守する必要があります。特に大規模なデッキや増築を伴う場合は、事前に確認し、必要な許可を取得することが重要です。リフォーム業者と相談しながら手続きを進めましょう。
メンテナンスの計画
ウッドデッキは定期的なメンテナンスが必要です。特に天然木材を使用する場合、防腐剤や防虫剤の塗布、汚れの除去などを定期的に行いましょう。合成木材の場合でも、汚れや傷がついた場合は早めに対処することが大切です。
天候や季節の影響
ウッドデッキは屋外に作られるため、天候や季節の影響を受けやすいです。特に雨や雪、強風から影響を受けることが多いため、対策を講じることが必要です。適切な排水対策や耐久性のある材料を選ぶことで、長期間安心して使用することができます。
ウッドデッキのリフォーム事例
モダンなアウトドアリビング
ある家庭では、庭にモダンなデザインのウッドデッキを設置しました。広々としたデッキスペースにソファやテーブルを配置し、アウトドアリビングとして活用しています。家族や友人とのバーベキューやパーティーに最適な空間となり、大変満足しています。
ガーデニングスペースの拡充
別の家庭では、ガーデニングが趣味の夫婦がウッドデッキを設置しました。デッキの一部に花壇やプランターを配置し、四季折々の花を楽しんでいます。庭とデッキを一体化させることで、より広いガーデニングスペースを確保し、趣味を存分に楽しんでいます。
ペットと過ごす快適な空間
ペットを飼っている家庭では、ウッドデッキを設置することで、ペットが安全に遊べるスペースを確保しました。デッキには手すりを設け、ペットが脱走しないように工夫しています。ペットと一緒にアウトドアを楽しむことで、家族全員が快適な時間を過ごしています。
カーポートの上を有効利用
限られた敷地を有効利用するために、玄関わきのカーポートの上にウッドデッキを設置しました。車庫に屋根がつくことで車を日差しや雨、雪等から守ることができますし、圧迫感が減り一気におしゃれな住まいの印象を与えます。
まとめ
以上のように、ウッドデッキのリフォームは屋外空間を有効活用し、家の価値を高める素晴らしい方法です。目的や利用方法を明確にし、適切な材料を選び、しっかりとした計画を立てることで、理想のウッドデッキを実現することができます。定期的なメンテナンスを行って、長期間快適に使用できるようにしましょう。ウッドデッキのリフォームで、家族や友人との素敵な時間を楽しみましょう。