古民家をリフォームしラーメン店として生まれ変わらせる - 古民家再生 丹保建設 富山県南砺市 金沢市

古民家をリフォームしラーメン店として生まれ変わらせる

古民家をリフォームしラーメン店として生まれ変わらせる

2023.10.21

近年、空き家となった古民家をリフォームし、住宅だけでなく店舗やホテル等として新たに活用する動きが活発化しています。
様々な業種で古民家再生の事例がありますが、今回の記事では古民家を「ラーメン店」に改修しオープンさせる例を取り上げ、解説していこうと思います。
どうぞ最後までご覧ください。

日本の国民食「ラーメン」

ラーメンと言えば、今や国民食とも言えるほど多くの庶民に愛される日本を代表するグルメの一つ。
ランチはもちろん、仕事帰りやお酒を飲んだ後、小さな子どもからお年寄りまで様々なシチュエーションと幅広い年代に指示される料理です。
そのため、家の近くはもちろんどこに行ってもラーメン屋さんを見つけることが出来ますよね。何とその数は全国で24,257軒。(2021年調べ)
多くの人が「私の好きなラーメン屋」というものを持っているのではないでしょうか?
テレビや雑誌、サイトやブログなど、ラーメン屋の特集は頻繁に組まれ、全国のおすすめラーメンの情報が日々紹介されています。
また、多くのラーメン屋が集まるラーメンフェスも各地で開催され、毎回かなりの人が集まるとても人気のイベントとなっています。
日本のラーメンはスープ一つを取っても醤油、味噌、塩、とんこつだけでなく、鶏白湯や魚介など、あっさり、淡麗、濃厚な味、実に様々な種類があります。
麺は細麺、太麺、ちぢれ麺、つけ麺、付け合わせのチャーシューや餃子など、お店によって様々なメニューやこだわりが見られます。
店舗もカウンターのみの小さなお店から定食屋のようにテーブルのたくさんある広い店舗まで、立地や客層などに合わせ様々な形が見られますよね。
表記一つにしても、「ラーメン」「中華そば」「らーめん」「らぁめん」等、それぞれに持つ印象は微妙に異なり、これだけアレンジの効く料理名というのはなかなか無いのではないでしょうか。
それだけ愛されるらーめんは言わば競合が非常に多い業界であり、その中で生き残るためには他の店と差別化を図ることが必須となります。

古民家でラーメン店のイメージがアップする

初めて入るラーメン店を探す時、店構えは重要なポイントとなります。
ラーメン店の場合、いかにも新しい店舗より「昔からやっている店」に惹かれる傾向があります。
古民家を再生しラーメン店にすることは、新しく開店させた店なのに建物の持つ良い意味で古い雰囲気から、地域で長年営業している店のように感じさせますし、店内に入るとどこか懐かしく温かい感覚をお客様に与えることが出来るでしょう。
また古民家を利用する場合、まず購入費用が安いこと、古い味わいを生かすためにあえてあまり手を加えないことでリフォーム費用も安く済み、開店資金を抑えることが可能です。
玄関もそのままに、靴を脱いで入店するスタイルのラーメン店も多くあります。
立地にもよりますが、古民家があるところは敷地も広い傾向にあり、駐車場が広く取れたり少し駅などから離れていても車でアクセスしてくれるケースが多いかと思います。
部屋数が多い場合は、あえて部屋ごとにスタイルを変え、和室は座敷として。そして畳をフローリングに張り替えたテーブル席の部屋も設けることで、小さなお子さん連れの家族から高齢者の方まで安心して利用できる席を作ることが出来ます。

古民家ラーメンの運営に必要な宣伝方法

古民家をリフォームしてラーメン店を新たに開業した場合、多くのお客様に知っていただくために、今はSNSの活用は必須と言えます。
Facebookやtwitter(2023年現在の名称はX)、Instagram等は誰でも簡単に無料で利用することが出来ますので、わざわざHPを開設して掲載しなくてもSNSに営業時間や定休、住所、電話、混雑状況やおすすめの特製メニュー、新メニューなどお店に関連する様々な内容の情報を投稿すればまだ訪問する前の方に向けて案内することができます。
更にコメント欄で実際に食べた方が「美味しかった」などの感想を報告してくれれば大きな宣伝効果につながるでしょう。

まとめ

以上のように、日本の国民食であるラーメンは競合ひしめく業界であるため、選ばれるための店構えは非常に重要となっています。
そこで古民家を活用することは、費用も安く、歴史を感じさせ、心地の良い空間を提供でき、更にラーメンを美味しく思ってもらえる可能性が高くなります。
また、美味しいラーメン屋を探している人の検索に引っかかるように、SNSの活用も忘れずに行いましょう。