基本的なリフォームの手順とは - 古民家再生 丹保建設 富山県南砺市 金沢市

基本的なリフォームの手順とは

基本的なリフォームの手順とは

2023.10.28

お住まいの家や設備が古くなりそろそろリフォームやリノベーションを考えている方、古民家や中古物件を購入しリフォームが必要となった方、一体何から手を付ければ良いのか、何が必要なのか分からずお困りではないでしょうか。
これからリフォームを検討しているお客様の場合、事前に基本的なリフォームの手順を大まかにでも知っておくことで、いざ実行しなければならなくなった時に慌てずスムーズに準備を進められるかと思います。
そこで今回の記事では、知っておきたいリフォームの引き渡しまでの基本的な手順と進め方、注意点について紹介してまいります。
ぜひ最後までご覧ください。

リフォームの手順、流れ

1、どこをリフォームするか
まず、現在の状況でどこが不便なのか、変更したいところを挙げていきます。
キッチン、風呂、洗面、トイレなど水回りの設備、玄関、収納、壁、床、間取り、断熱・耐震補強、配管、バリアフリーの対応etc…
どこにどのような問題があるのか、どう改善したいのか、自分だけではなく家族にも不満や要望を出してもらい具体的にリストアップしていきましょう。
全体のリフォームが行えるのであれば良いのですが、予算の関係で全部が無理な場合は優先順位もつけていきます。
なお、マンションの場合は規約に則ってリフォームを行わなければなりませんので、必ず工事を決める前にリフォームが可能な部分なのかを確認して進めて下さい。

2.リフォーム後のイメージ
リフォームする場所が決まったら、次は具体的にどんな新しい設備で暮らしたいのか、どんな感じなら快適なのかをイメージしていきます。
インテリアの雑誌や写真、商品のカタログや資料、ショールームなどを見て参考にしながら明確にしておくと、業者に相談をする際に希望を伝えやすくなります。

3.予算を決める
いくらまでリフォームに使えるのか、手元の資産の中から算出していきます。
費用の目安を想定し、足りない場合はリフォームローンを活用することも可能ですが、住宅ローンと比べて金利が高めなので返済に無理のない範囲で検討することが必要です。
住宅ローンを既に利用されている人は金融機関によって金利を優遇して追加でリフォームローンを組むことが出来る場合もありますので、金融機関に確認してみて下さい。

4.リフォーム会社に見積り、契約
リフォームの内容と予算が大体決まったら、次はリフォーム会社に見積りを依頼していきます。
会社の概要だけでなく、サイトの口コミや事例がHPに掲載されているなど豊富な実績があるかどうか等の情報をしっかりチェックして探し、候補を出しましょう。
この時のポイントとしては、複数の業者に依頼すること、そして実際に現地に来て確認・調査をしていただき、より正確な見積もりやプランを提出・提案してもらうことが大切です。
気軽に見積り依頼をしてしまうと後からしつこく電話が来そうで心配、という方もいらっしゃるかと思いますが、逆に見積りをしっかり行うことでトラブルを防止し安心して任せられる業者を選ぶことが出来るので必ず行いましょう。
上記でイメージした写真や建物の図面などを準備しておきましょう。
そして契約の内容や支払時期、方法、工事が終わった後のアフターサービスやメンテナンス、保証などのサービスについても忘れずに確認します。
その上で比較検討し、担当者の対応も含めて最終的に良さそうな業者を選び、納得できたら契約書にサインし契約します。

5.施工開始
いよいよ着工です。
工事の間、騒音や振動などが起こりますから近隣に迷惑をかけてしまう可能性があります。そのため、近所の方へはあらかじめ挨拶しておくことをおすすめします。
また、住んでいる家のリフォームである場合、場所や内容によっては生活するために別の仮住まいが必要となる場合があります。
そうでなくても工事中はリフォームしている設備や部屋を使うは出来ませんので、特にキッチン、浴室、トイレ等が使えない場合どうするのかをあらかじめ考えておきましょう。
リフォームが完成したら担当者と一緒に現場を確認し説明や必要な検査を受け、問題なければ引渡しとなり完了です。