蔵を再生したゲストハウスが点在する長野県の事例
蔵を再生したゲストハウスが点在する長野県の事例
2023.12.08
ゲストハウスというと主に外国から旅行に訪れるバックパッカー等の旅人の宿として利用されるリーズナブルな宿泊施設です。
最近はそんな外国人旅行者に、滞在している間、より日本を楽しみ、知り、感じてもらうために、大人から子供まで楽しめるさまざまな体験や地域の人と交流できるイベントを実施、提供したり、古民家や蔵をリノベーションして宿にするゲストハウスが増えています。
蔵を使ったゲストハウスの多い長野県の事例
国内外から1年を通してたくさんの観光客が旅行で訪れる信州には今も多くの蔵が残っており、更にその蔵を利用して宿やゲストハウスとして再生利用している施設がいくつも点在しています。
例えば、蔵の街として知られている長野県須坂市には、須坂駅から徒歩12分のところにその名も「ゲストハウス蔵」があり、築100年以上の建物でまるでタイムスリップしたような感覚を味わいながらゆったりとした時間を過ごすことができること、そして周辺に温泉が多数あることもあり高い人気を誇っています。
ちなみに須坂では蔵の他に空き家となった古民家などの建物をレストランや居酒屋、カフェといった飲食店、雑貨屋、ギャラリー等さまざまな店として再生、活用しており、市内を街歩きをしてみると日本の歴史と伝統を残しながら現代の新しいサービスを掛け合わせた面白い光景を見ることが出来ておすすめの観光スポットとなっており、検索するとたくさんのおすすめスポットの情報が案内されています。
他にも栗の町として有名な小布施は町全体を宿に見立てたような造りになっており、こちらにも蔵をリノベーションしたゲストハウス「ゲストハウス小布施」があります。
須坂から自転車で30分とアクセスも良いことから、旅の中で両方の施設に宿泊してみることもおすすめです。市内に宿泊するゲストは割引を受けて自転車のレンタルすることが可能なので、このエリアにある温泉やトレッキング、地元のグルメ等さまざまな体験をしてみましょう。
長野県は東京からも意外と近く新幹線や高速バス、車などを使って時間もそれほどかからず気軽に訪れることが出来ます。関西からは須坂駅で乗降できるバスも出ていますので、古民家や蔵が好きな皆さんは是非訪れてみてはいかがでしょうか?